★設問1 次の植物を単相植物・複相植物・単複相植物に分類せよ クラミドモナス・ミル・ホンダワラ・ワラビ・サクラ・ アオミドロ・アカパンカビ・アオサ・スギゴケ ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ 答 単相植物(大部分の生活をnの体で行う生物) ークラミドモナス・アオミドロ・アカパンカビ 複相植物(大部分の生活を2nの体で行う生物) ーミル・ホンダワラ 単複相植物(nの世代と2nの世代を交互に繰り返す植物) ーアオサ・スギゴケ・ワラビ・サクラ 解説 単相植物も一瞬接合し2nとなることもあるが、すぐに減数分裂してnとなる。複相植物も一瞬nの配偶子を作るが、 すぐに接合して2nとなる。それに対して、単複相植物は2nとnの世代を交互に繰り返す。 単相植物と複相植物を例外と考え、他の大部分(アオサ・コケ・シダ・種子植物)は単複相植物と考えてよい。 ★設問2 一般的な単複相植物であるコケの生活環の流れを以下の語を使って、出発点を「胞子」として図に示せ。また各時期の染色体数をnか2nで示せ。(電車内の方は頭の中でご想像の上、以下をご覧ください) ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 答 ★設問3 単複相植物では世代交代と核相交代は一致するか否か? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ 答 一致する。 解説 無性世代は複相世代、有性世代は単相世代で、 その転換は 「胞子のう→胞子」「卵細胞・精子→受精卵」 の時期に行われる。 |