設問1 同種の個体の集まりを何というか?また異種の集まりでお互いが影響を及ぼし合うことを何というか? ↓ ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 個体群(population) 相互作用(interaction)(種間関係) 解説 空欄補充などでは、「作用」のニュアンスなら「相互作用」、関係のニュアンスなら「種間関係」と書く。(両方許される場合もある) ★設問2 サバンナにおけるキリンとシマウマの関係を何というか? ↓ ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 中立 ★設問2 アリとアブラムシ、カクレウオとフジナマコの関係を何というか? ↓ ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 アリとアブラムシー相利共生 カクレウオとフジナマコー片利共生 解説 アリはアブラムシを天敵のテントウムシから守る。アブラムシはアリに蜜を与える。お互い利益をうける相利共生である。 カクレウオは捕食者が来ると、フジナマコの腸内に隠れる。フジナマコは利益ほ不利益も受けず、カクレウオだけが利益を受ける片利共生である。 ★設問3 ミズケムシとゾウリムシの関係、寄生バチと昆虫幼虫との関係、カッコウと他の鳥との関係をそれぞれ何というか? ↓ ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 ミズケムシ・ゾウリムシー被食捕食関係 寄生バチ・昆虫幼虫ー寄生 カッコウ・他の鳥ー托卵 解説 ゾウリムシ(被食者)をミズケムシ(捕食者)が、食べる被食捕食関係。 アオムシコマユバチがモンシロチョウ幼虫に卵をうみつけ、その栄養分を摂食して食べる寄生。 カッコウは他の鳥の巣に卵をうみつけ、保育させてしまうことを托卵という。 これからいずれも一方の栄養分や保育行為を他方が奪いとるものなので、「搾取」(さくしゅ)と総称される。 ★設問4 アオカビなどが他の細菌の成長をおさえる物質を出す。この物質を人が利用したものを何というか?特にアオカビが放出した物質は何か?発見した人は誰か? また、この場合、アオカビと他の細菌との関係を何というか? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 抗生物質(antibiotic) ペニシリン フレミング 片害作用 解説 アオカビの学名(属名)がPenicilliumなので。 ある種が出した物質が他の生物の増殖を抑えるように他方のみが不利益を被る性質を片害作用といい、 結果としてその生物の増殖が独占的に確保される(だから結果としては利益を受けるが、出したことでの直接的利益ではない)。 セイタカアワダチソウが他の植物の増殖を抑えるのも同様である。 ★設問5 同じ生活様式(食料・生活空間)の2種以上の、食料・生活空間を巡る関係を何というか? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 競争 ★設問7 競争による不利益をするために、イワナとヤマメのように生育場所を分けたり、ヒメウとカワウのように食べるものの種類を分けることを何というか? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 生活空間ーすみ分け 食料ー食い分け まとめると以下の表のようになる。 |