問1 旧口動物を2つに分類する考え方は従来は何を基準にしたどのような分類であったか? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 体腔の成り立ちを基準にし、無体腔、中胚葉で被われない体腔を持つ擬体腔、中胚葉で被われた「真体腔」に分類される。 ★設問2 旧口動物・原体腔グループと旧口動物・真体腔グループに属する門をあげよ。 ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 無体腔ー扁形動物門 擬体腔ー線形・輪形動物門 真体腔ー軟体・環形・節足動物門 ★設問3 旧口動物の系統樹をリボソームRNAの塩基配列の違いの程度など分子生物学的手法で解析しなおした新しい系統樹では異なる2分類が提唱されている。その規準と門の分類を書け。 ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 脱皮動物(脱皮を行う)ー線形・節足動物門 冠輪(かんりん)動物(Lophotrochozoa)(トロコフォア幼生を持つか進化的にそれに近い) ー扁形・軟体・環形動物門 以上をまとめた新基準の分類が上記であり、上記のほうが聞かれることが多い。赤字の部分を特におさえておこう。 前半に聞いた「体腔」の話はこれから問われることは少なくなるが、まだ出題される可能性もあるので一応知っておきたい。 |