明後日1月9日(水)10〜20時、田町駅徒歩5分の石渡ゆきこさんの事務所(ランチタイムで法律と医療の話をしていただいた弁護士)を自習質問の場とし、私も待機します。質問がある人、この場で勉強していきたい方はおいでください。参加費は場所代実費500円です。サイトの記事の下のほうに地図を添付しますのでご覧ください。直接何時〜何時でも来ていただいて大丈夫です。 ★設問 下の耳の断面図の1〜14の名称を記せ。また音波が伝わって感受するまでの順番を外耳道・前庭階・鼓室階を含めて示せ。 ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ 答 1外耳 2中耳 3内耳 4鼓膜 5耳小骨 6耳管(エウスタキオ管) 7(三)半規管 8前庭 9うずまき管(蝸牛) 10前庭窓 11おおい膜 12聴細胞 13基底膜 14コルチ器 音波 (耳殻)→外耳道→4→5→10→前庭階 →鼓室階→13→14(11→12) ★設問2 6(耳管)の働きは何か? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ 答 気圧の調節 (高い所にのぼるなどして鼓膜内外の気圧差が生じ張りつめてしまった場合、その解消) ★設問3 三半規管・前庭・うずまき管のそれぞれの役割は何か?またこれらに共通の特徴を2つ述べよ。 ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ 答 半規管ー回転・速度感覚 前庭ー平衡感覚 うずまき管ー聴覚 ・リンパ液で満たされる ・有毛細胞(感覚毛)を持つ ★設問4 音波の振動はうずまき管の前庭階・鼓室階のリンパ液の振動になり、それがうずまき細管の基底膜をふるわせ、 コルチ器のおおい膜が聴細胞を刺激する。するとその情報が大脳新皮質側頭葉の聴覚中枢に伝えられ音を感じる。 音波の高低によって、うずまき管のどの位置のコルチ器の 聴細胞が興奮するかが異なる。それは基底膜の長さによる。 基底膜の振動はギターなど弦楽器と同じで、短い(狭い)ほど高音、長い(広い)ほど低音に共鳴する。 うずまき管において入口(前庭)付近と頂部とどちらの基底膜が狭く高音を感受するか? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ 答 入口(前庭)側 解説 たぶんイメージからすると逆であろうが)、うすまき管全体の太さとは逆で、基底膜は入口付近で狭く高音を、頂部で広く低音を感受する。 この「意外な事実」は問われる可能性がある。 |