センター1日目お疲れ様でした。いよいよ明日が生物と数学ですね。明日朝最終チェックリスト発信します。ただ、変則的ではありますが、どうしてもミツバチのダンスの理解を追加発信したいと思います。 ★問1 ミツバチは餌が巣から近い時、どのようなダンスを行うか? ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 答 円形ダンス 解説 餌の方向に関係なく同じダンスを行う。 ★問2 餌が巣から遠くなると、どのようなダンスを行うか? ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 答 8の字ダンス 解説 巣の中の垂直表面で太陽を上に見立てたダンスを行い、中央の直進ダンス(尻ふりダンスともいう)の方向で巣に対する餌の位置を示す。 問3 8の字ダンスにおいて、巣から餌までの距離と1分間あたりのダンスの回数との関係は? ↓ ↓ ↓ ↓ 答 反比例 解説 近い(距離が小さい)と回数が多く、遠い(距離が大きい)と回数が少ない。(もちろん近すぎる場合は円形ダンス。) 近いと「ワクワク」してダンスが早くなる(回数が多くなる)イメージでとらえるとよい。 ★「太陽→巣→餌」の角度は、ダンスでの「最上部点→円の中心→直進ダンスの終点」の角度と同じ 図で理解しよう。 頭の中で考える時は、時計の文字盤と時刻にたとえるといい。時刻は時間を示す短針のみで考える。 ダンスの最上部点を12時ととらえると、直進ダンスの終点は時刻で示すことができる。最上部点から円の中心まで図のように点線(補助線)を書いてみるとわかりやすくなる。 次に現実の太陽ー巣を結び、そこから時計回りで考えて、巣からその時刻になる線を引くとその終点が餌の位置になる。 「現実の地図→8の字ダンス」 「8の字ダンス→現実の地図」 両方の出題の仕方があるが、どちらにしても同じように考えられる。 なお太陽の位置は太陽の中ななめ上の角度(高度)を示すものでなく、 太陽をストンと地平線に落としたと仮定した時の 方角である。数学的には太陽の正射影の 方角。 ★問題用紙と解答用紙どちらかを机の上で自由に回転し、現実の地図での太陽の位置を最上部点にもってきて「8の字ダンス」と「現実の地図」をみくらべると餌の位置がすぐわかる。 また設問によっては餌が書いてあって太陽の位置を推定させる問題もあるが、以上の発想で考えれば解ける。 |