明日21日(土)は10時〜19時 市谷校舎で質問うけつけ 22日(日)は9時〜5時で 千葉校で質問うけつけ ご活用ください。 ★設問1 赤血球で酸素と結合する色素タンパク質は何というか?分子の中に含まれる金属元素は何か? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ 解答 ヘモグロビン 鉄 ★設問2 二酸化炭素の大部分は組織から肺まで運ばれる時、血液中でどのように変化し、どのような場所にどうような形で運搬されていくか? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ 解答 赤血球中に移行し、赤血球中で水と結合し炭酸(H2CO3)となった後、電離してH+とHCO3-(炭酸水素イオン)となり、 ふたたび血しょう中に移行し、HCO3-(炭酸水素イオン)して運ばれる。 ★設問3 以下の酸素解離曲線(oxygen dissociation curve)は、CO2濃度40oHgのものと70mmHgのものである。70mmHgのものは下のグラフか上のグラフか? ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ 解答 下のグラフ 解説 二酸化炭素の中には一部はヘモグロビンと結合し、酸素との結合を阻害するものもある。 したがって、二酸化炭素分圧が高いほうがグラフが下(右と表記することもある)になる。 ★設問4 肺は酸素分圧100mmHg、CO2分圧40mmHg,ある臓器は酸素分圧40mmHg、CO2分圧70mmHgである。 肺で酸素と結合したヘモグロビンのうち、この臓器に供給される酸素は何%か?計算式を書け。 ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ 解答 (95−40)/95 × 100% 解説 主語が「肺で酸素と結合したHbのうち」となっているので、最初から結合しなかった4%は無視して、 96%のうち組織(酸素分圧40、CO2分圧70)でも結合し続けている40%を引いた(95−40)%が組織に供給された。 ★設問5 上記と同じ臓器で考える。ヘモグロビンが結合できる酸素量はヘモグロビン1gあたり 最大1,3mlで、血液中には100mlあたり15gのヘモグロビンが含まれている。 この臓器に供給される酸素量は、血液100mlあたり何mlか?計算式を立てよ。 ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ 解答 15×1,3×(95−40)/100 解説 先ほどの問題「肺で酸素と結合したヘモグロビンのうち」という表現と異なり 「ヘモグロビンが結合できる酸素量はヘモグロビン1gあたり『最大』1,3ml」 という表記がある。つまり100%で15×1,3なので、組織に渡した酸素は最大の55%(95−40=55%)なので、 55/100をかける。 |