問1 原核生物のプラスミドなど環状DNA、真核生物の線状DNAを1か所切断したら断片はいくつできるか? ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 答 環状 1個(輪が開かれるが、1つの線のまま) 線状 2個(切断面に2つの断片に分かれる) 問2 12kbの長さの環状DNAがある。これを3種類の制限酵素ABCで切断してみる。A単独処理では断片は「3kb、9kb」となった。 AとBを同時処理すると「3kb,2kb,7kb」の断片となった。 AとCを同時処理すると「1kb,2kb,9kb」となった。 BとCを同時処理した場合の断片長は? ↓ ↓ ↓ ↓ 答 「3kbと9kb」あるいは「4kbと8kb] 解説 図のように時計の文字盤のように表記するといい。Aの切断箇所1か所を、時計の文字盤の0(12)の位置に置き、文字盤のように読んでいく。Aのもう1つは3kbの位置になる。 次にAB同時処理で「3kb、2kb、7kb」となったことからBの位置は文字盤表記で@の位置、あるいはAの位置とわかる。 同様にAとCの断片長が「1Kb、2Kb、9Kb」となることからCの切断箇所はBかCのどちらかとなる。 最後にBCで切断するとその切断箇所の組み合わせは @B、@C、AB、ACで考えてみると 図のように「3Kbと9Kb」「4Kbと8Kb」となる。 |