今日は画像なしです。 ★設問1 血液中のグルコース濃度を血糖値(血糖量)という。正常な血糖値はだいたい何%か?また何mg/100mlか? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 0,1% 100r/100ml 解説 医療検査データでは「●mg/100ml」という単位を使うことがあり、入試で、血糖値の●を答えさせることもある。 mg/100mlはmが分子分母で共通なので、g/100ℓとなり、gが1ℓの 1/1000であるということがわかれば 100mg/100mlが0,1%に相当することがわかる。 ★設問2 血糖の増減を感知する総合中枢(血糖調節中枢)はどこか? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 間脳視床下部 ★設問3 血糖が減りすぎた時増やすホルモンを5つ(4つ)書け。ど自律神経が働くか? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 アドレナリン グルカゴン 成長ホルモン 糖質コルチコイド (チロキシン) 自律神経ー交感神経 解説 代謝による発熱促進の「アッチーど〜」(メルマガ162)に成長ホルモンが加わる。 チロキシンは他のものに比べて顕著でないため省略して考えることもある。 体が血糖不足というのは運動時で代謝を必要としたり、体が危機にさらされやすい時のため、交感神経が働く。 ★設問4 上記血糖上昇を促すホルモンを代謝の様子で2分類せよ。 ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 アドレナリン・グルカゴン・チロキシン・成長ホルモン ー肝臓・筋肉におけるグリコーゲン分解によるグルコース供給 糖質コルチコイド ー筋肉などの貯蔵されているタンパク質の分解によるグルコース生成 (糖新生という)。 普段からも起きているが、飢えや病気の時、体の筋肉を痩せさせてでも、脳にグルコースを供給する時に活躍するしくみ。 ただし、アンモニアが排出されるため、肝臓のオルニチン回路や腎臓での尿素排出には負担がかかる。 ★設問5 血糖が増えすぎた時、血糖下降をさせるホルモンは?どの自律神経が働くか?どのようなしくみで血糖を減らすのか? ↓ ↓ ↓ (考える) ↓ ↓ ↓ 答 インスリン 副交感神経(迷走神経) 肝臓や筋肉でのグルコース取り込みを促進する (取り込まれたグルコースはCO2とH20に代謝分解されるか、グリコーゲンに貯蔵される) 解説 食後の休息時に働くため、副交感神経。 上昇させるホルモンは4つもあるが、 下降させるホルモンはインスリンのみであること注意。 |