■水無月を食べる日

6月30日は水無月(みなづき)を食べる日です。
水無月は、夏を迎えるにあたっての邪気払いのお菓子として京都の人々に愛されてきました。

白の外郎(ういろう)生地に小豆をのせ、三角形に庖丁されたお菓子ですが、上部にある小豆は悪魔払い(魔除け)の意味があり、下の白い外郎(ういろう)は、暑気を払う氷を表しているといわれています。
三角の形も、魔除け、厄病除けの意味が込められているのだそうです。

6月の京都ではあちこちの和菓子屋さんで「水無月」ののぼりや貼り紙が見られます。