●競技紹介
 身体に障害がある人や知的障害がある人が参加する競技です。障害者スポーツ特有の種目を設けたり、使用する用具を工夫したりして、全15種目が行われます。
 車椅子の操作を競う「スラローム」、やり投げの規則に準じ、ターボジャブという用具を投げる「ジャベリックスロー」、大豆等を入れた袋を投げる「ビーンバック投」などが障害者スポーツ特有の種目です。
 また、競技会場内には選手のほかに、必要に応じて介助者や伴走者の入場が認められています。特に視覚障害者の選手には、ハンドマイクなどの音源で走る方向や投げる方向を知らせたり、トラック種目では伴走をしたりします。
 それぞれの種目に約1,000人の選手が参加し、大会の華と言われてます。

●競技方法
@スラローム
 車椅子使用者の種目で、直線30mのコースに12の旗門(白・赤の円筒)があり、それらを通過してタイムを競います。白の旗門は前進、赤の旗門は後進で通過します。旗門を倒した場合、1本につきタイムに5秒が加算されます。

Aビーンバック投
 車椅子使用で体に重い障害のある人を対象とした種目です。乾燥した大豆等を入れた重さ150g、大きさ12p四方の袋を投げます。投げ方は自由で、足に乗せてけり出すこともできます。