●競技紹介
 身体に障害がある人や知的障害のある人が参加する一般卓球と、視覚障害者(視力0から0.03で、視野5度以内)が参加するサウンドテーブルテニスがあります。
 一般卓球は、基本的には一般の卓球と同じですが、障害の区分や状態によって、サービスの方法やラケットを持っていない手がコートに触れてもよいなど、規定が緩和されています。選手たちがリズムよく球を打ち合い、一生懸命プレーする姿に声援をお願いします。
 サウンドテーブルテニスは、ネットの下を金属球の入ったボールを転がし、転がる音を頼りに打ち合います。耳だけを頼りに打ち合うため、通常の卓球以上に集中力が必要です。

●競技方法
 一般卓球は、5ゲームマッチ(1ゲームは11本)で、5名以内の各ブロックに分かれてリーグ戦を行います。
 サウンドテーブルテニスは、3ゲームマッチ(1ゲームは21本)で、一般卓球と同じく、5名以内の各ブロックに分かれてリーグ戦を行います。卓球台の縁には高さ1.5pのサイドフレームとエンドフレームが付いており、自分が打った球が相手に打ち返されずに相手コートのエンドフレームに当たることで得点になります。ただし、フレームに当たった後にコートに触れず、そのままコート外へ飛び出してしまうと相手の得点になります。障害の程度によるハンディを調整するため、試合中は選手はアイマスクをします。