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[番号] 20170817103000001
[日時] 2017-08-17 10:30:00
[題名] 今年は無事に?百八体が行われました。
 百八体流灯祭のそもそもを知っている方がおらず、少し前までには田んぼの害虫を大篝火で海に引き寄せ、退治する農作業の一環という説がありました。
 が、熱海市立図書館に所蔵されている昭和38年8月16日発行の「熱海新聞」に、300年の歴史のある仏事「百八体」が世界大戦突入で中止なっていたが、今年復活するという記事を見つけました。
 当時は中野海岸から赤根・白石まで、山から切り出した燃木を井桁に組んで消防団が点火したと記載されていました。
 やはりお盆の送り火のようです。当時も、網代観光協会と旅館組合が花火を打ち上げていました。

 
 
 お盆のこの時期は台風など天候が安定せず、昨年は北東の風が非常に強く、沖から山に向かって吹いており、通行車両や道路向井の店舗や建物に火の粉が飛ぶことが想定され、下多賀と中野地区は点火を取りやめ、長浜ビーチのみ(上多賀町内会)実施した経緯があります。
 今年も北北東の風が予想され心配っしていたのですが、午後には風速も低くなり、全区間で実施することができました。



 派手ではないこの行事ですが、伝統の重みもあり、多賀のお盆の原風景を演出しています。今後もしっかり、次世代に継承していきます。

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